アジア・中国をめぐる国際関係

[科目の説明]
企業活動に影響を与えうる、日本とアジア、とりわけ中国との国際関係について論議する。東アジア地域が経済成長の中心となっているにもかかわらず、地域の安全と繁栄を確保する経済的・政治的枠組みは依然として確立されていない。この地域における共生と協力を目指すため、日米中三カ国が主導的な役割を担い、韓国、ASEANなどアジア諸国家と提携していくというシナリオを考える。

[授業目標]
以下のような課題を取り上げる。
(1)今なぜ日米中関係が重要なのか
(2)ナショナリズムと日中摩擦
(3)いかに日中対等なパートナーシップ関係を構築するか

[授業計画]
1 講義の説明;中国とは
 『近代東アジア国際関係史』pp1-105
2 近代中国の光と影
 『近代東アジア国際関係史』pp107-252
3 中華人民共和国の成立とその後
 『中国近代史』
 『中華人民共和国史』
4 中国・台湾関係
 『中国をめぐる国際環境』pp235-262
5 中国・香港関係
 『中国をめぐる国際環境』pp263-278
6 日中外交比較
 『中国をめぐる国際環境』pp1-39
 『日本・アメリカ・中国』pp135-167
7 日中政治関係
 『中国をめぐる国際環境』pp41-78
 『日中関係をどう構築するか』pp25-52
8 日中経済関係
 『中国をめぐる国際環境』pp79-121
 『日本・アメリカ・中国』pp223-260
9 米中関係
 『中国をめぐる国際環境』pp113-157
 『日本・アメリカ・中国』pp15-39
10 中ソ・CIS関係
 『中国をめぐる国際環境』pp159-192
11 中国とアジア近隣諸国の関係
 『中国をめぐる国際環境』pp193-234
12 日・米・中関係 − (1)
 『日本・アメリカ・中国』pp169-221
 『日中関係をどう構築するか』pp193-213
13 日・米・中関係 − (2)
 『日米中安全保障協力を目指して』pp19−34;143-161;216-262
14 新たな関係の構築
 『日中関係をどう構築するか』pp139-175
 『日米中安全保障協力を目指して』pp176−190
15「新思考」
 『日中関係をどう構築するか』pp53−64;217−238

[参考文献]
1 衞藤瀋吉(2004)『近代東アジア国際関係史』東京大学出版会
2 衞藤瀋吉他(2003)『国際関係論』(第二版)東京大学出版会
3 小和田恒・山影進(2002)『国際関係論』放送大学教育振興会
4 岡部達味編(2001)『中国をめぐる国際環境』岩波書店
5 毛里和子編(2004)『日中関係をどう構築するか−アジアの共生と協力をめざして』岩波書店
6 岡部達味・高木誠一郎・国分良成編(1999)『日米中安全保障協力を目指して』勁草書房
7 国分良成編著(1997)『日本・アメリカ・中国 ― 協調へのシナリオ』TBSブリタニカ
8 小島朋之(1999)『中国近代史』中公新書
9 天児慧(2002)『中華人民共和国史』岩波新書

[成績評価の方法]
授業参加                30%
発表                   30%
レポート                 40%

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